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2011年12月25日日曜日

自分の脳みその輪切りをみたこと

12月23日
 考えてみれば祖父の誕生日。松富さんで鯉の丸揚げのことが思い出される。あんの味が好きになれなかった。
 歩いて三分かからないところにあるのに、松富に外食した記憶はあまりない。

 17時頃、倒れた。
 台所に向かおうとしたところ意識が無くなり、眠りから覚めるような心持ちで気がついたら相方に呼ばれていた。
 相方曰く、棒のようにバターンっと倒れて一分ほど応答なしだったという。倒れた際、頭を打っていた。コケることはよくあるが、頭を打つことはまずない。
 こちらは台所に行こうとしてから倒れていたところまでの記憶は完全にない。意識がなくなるとはこういうことか。
 腕の利き、ろれつ(もともと悪いけど)、頭痛、吐き気その他は異常なしだけど、まあ、万が一を考えて歩いて五分の病院に行く。
 隣国姓名の若い先生がカルテをパソコンに打ち込んでいて、その文字が日本語なのが見えた。言葉の違和感でわかるもんだなぁ。子供の頃に近所の医院で観ていた分厚い洋書やのたくったようなドイツ語は見られなかった。残念。
 CT(初体験!)とレントゲンと血液検査と心電図(たぶん初体験)を受けた。
目をつぶっていると想像力が掻き立てられる。ガタガタ動く寝台に載せられて、グオオオオーとうなる機械をくぐらされた。見えざる何物かが脳みその中をかけめぐっているわけで、ちかちか何かがまたたいて見えるかと思ったら、何事もなかった。残念。
レントゲンは変わらず。今年はこれで二回目か?
血液検査ではもう見るからにこの人はうまいぞって看護婦さんが手際鮮やかにやってのけた。見ると、わかりますね。なんだかわかんないけど、上手い人はうまいって見ただけでわかります。あの差、なんなのだろう。
心電図は寝台に載せられてすぐに終わった。

 CTの画像を観る。自分の脳味噌の輪切り画像なんてはじめて観る。脳みそ、詰まってましたよ。きっとろくでもない妄想と無駄な記憶が詰まっているんでしょう。
 レントゲンはいつ見ても、スッカスカ。俺、細いんだなぁ。
 心電図は異常なし。
 まあ、心配なら循環器系のところいって不整脈調べてみたらと言われる。

 根津の先生が電話を下さる。
 タケムラさんも同じようなことになったらしい。タケムラさんと同じかー。やだなー。体が調おうとしているから4日間、風呂に入るなと言われる。そんなわけでクリスマスは風呂にも入らずに過ごすのであります。

2011年12月22日木曜日

先週末のこと

12月17日朝、新宿着。
 上野に行き、ネットカフェで三時間仮眠。
 駅前のユニクロ、無印良品でショッピング。
 寿湯に入浴。
 最首塾に行く。映画「叛軍№4」(岩佐寿弥監督、1972)の上映と、岩佐寿弥さん(監督)×和田周さん(主演)×最首悟さん(脇役出演)の鼎談。
 戦時中に兵営で狂人として病院に収監されるために天皇制の打倒とマルクス主義を掲げたビラを貼った二等兵が憲兵に取り調べられる様子を26年後に講演会で話し、そのあとで出演俳優たちが演じるとはなんぞやと語り合う内容だった。
人を喰ったような映画であり、とても眠くなり、これはとても売れなかったに違いないと思っていたら、朝日新聞の選ぶ1972年邦画トップ10に選ばれていたのだそうだ。信じられない。
乾杯時には酒はあってもお茶が無いのでお使いに行く。「丹波くんが人使っているのをしているのをはじめて見た」との声が聞かれた。
河童橋の通行人は皆、観光客で道を聞いてもわからなかった。
 水俣の刺身をいただく。酒をいただく。酔う。
池田のおしたさんと会う。想像していたよりも若くていらした。
飲み屋に2次会。後、くしゃみ氏のお宅に邪魔して泊めて頂く。

 12月18日。
 くしゃみ氏宅を辞し、目黒寄生虫館を見学する。生物多様性を担保しているものがなんなのか考えさせられた。ホルマリン漬け標本が多かったが、ホルマリンに漬けると色は抜ける。もっと色はあったのだろうか。
 陰嚢が腫れ上がる寄生虫の病の写真を観る。それで金を稼ぐ江戸期の乞食の話を聞き、絵を見たことがある。誇張だと思っていたが、実際にいたのだ。
 目黒寄生虫館を出て、山手街道を歩くと、行列の出来るラーメン屋の向こうに松本民芸家具がある。ロッキングチェアに惹かれて中に入ると、暇そうにしていたおじさんが家具の選び方を丁寧に1時間以上レクチュアしてくれた。
勉強になった。
 渋谷駅から代々木公園を抜けてオリセンに行き、15時から部屋を借りて悶問をひらく。23時に解散。
 オリセンは学生時代何度も使い、宿泊棟も何度も泊まったが、作業があり、徹夜だったのでしっかり眠ったことはなかった。

 12月19日。
 くしゃみ氏に朝飯兼昼飯としてロシア料理を馳走になる。素晴らしい。店員さんの格好がかわいらしかった。くしゃみ氏の最首塾苦労話を聞く。妹と合流、くしゃみ氏は仕事に行く。
 デパートに行くと、ペットワークスの展覧会がやっていた。展覧会会場の横で洋書を観る。
 映画「宇宙人ポール」を観る。云十年のSF映画史の厚みを感じさせる宇宙人映画の宇宙人映画による宇宙人映画のための映画だった。
 オリセンに行き、オリセンの風呂に入る。
 映画「葦牙」を観る。虐待児の増え続ける児童養護施設の今を写した映画だった。教育的な映画だった。
 はなまるでうどんを食べる。高速バスで帰阪に就く。

他人の離婚話

先日、二ヶ月ぶりに会ったお姉さんのお話を聴いていると、離婚調停中なのだという。子供ちゃんが二人いて、上の子が自閉症なのだという。
 旦那は会社で出会った九州男児で家の事は何もしない。旦那の母親は旦那にべったりでありえないとお姉さんは思ったという。たしかに聞いているだけでも、同性だけど、それダメダメなんじゃないですかと思ってしまう。
 その旦那が子供ちゃんは自分の子ではないかもしれない。だから、DNA鑑定をしろと要求する。DNA鑑定をしたらまったく問題なかったが、それでも、信じられないとヌカす。愛想を尽かしてお姉さんは家を出たのだという。
 お姉さんが専門家に相談すると、そんな旦那は一生変わらないし、子どもを育てなければならないのも変わらないのだから、どうせ変わらないのなら少しでも有利な条件にして生活を再建していけばいいのではと言われてほっとしたという。
 そういうこともやっぱりあるのね。

2011年12月7日水曜日

鳥越俊太郎講演記録

人権週間記念のつどい。
 大東市サーティーホール。
 12月7日。19時開演。
 無料。
 たまたま券が一枚余っていたので行くことにした。
 サーティーホールには初めて入る。大きい。
 ほぼ満員。
 年齢層はかなり高めだった。

○ミルキーウェイ演奏
 曲目
 赤とんぼ。ジムノペティみたいなアレンジだった。
 ダニー・ボーイ
 ハナミズキ
 月の光
 ナチュラル(オリジナル曲)
 
○市長あいさつ
 来場に感謝、日頃からの協力にも感謝、ミルキーウェイも良かった。音楽は良いものだ。
 21世紀は人権の世紀と言われて久しいが、いまだに悔しい思いをしている人がいて、それに気づかない人が多い。
 人権を大切にするとか守っていくというのが大切。これからも仲良くして行って広めていってほしい。
 何かあれば行政の方にもなにか言ってくれ。よろしく。
 今日は鳥越先生がきている。報道のベテランである。ベテランのどういう報道をしてきたかを語ってもらう。
 さきほど会ってきたが、若い。

○市議長あいさつ
 (おおむねは市長と同じ)
 ミルキーウェイの人には市議会でも本会議で演奏してもらった。
 これから市議会の方にもきてね。がんばるから。
 鳥越先生はハンサムだ。
 本日はまことにおめでとうございます。

○鳥越俊太郎講演
 いいですか?こんばんは。こんな広い会場にこんなに人が入っていて、久しぶりだ。
 時々医者の学会に話をしに行く。医者は人の話は聞きたがらない。医者は来ない。看護婦さんやスタッフはくる。
 満員になっていると燃えてくる。
 こういうタイトルで話すのはむずかしい。顔を見てしゃべることを考える。
 (客席から声がかかる。声の方にむかって)お父さんいくつ?59。若い。来年には私は六回目の歳男。歳男は六回目で終わりだね。7回目は難しい。自分の命は難しい。6回目でしまいかと思って後悔のないようにやっていきたい。
 歌でも歌いたい。いいですか?(拍手)
 1曲だけ。今年は3月11日がありました。日本中が東北を考えた。あの光景をみて何も考えなかった人はいない。日本は戦後、66年。広島、長崎、空襲と何万の人が死んでいる。それから戦後、万単位で人が死んでいくことはなかった。
 本当に平和に暮らしてきて、一挙に崩壊したのを目の当たりにした。高齢の方は別にして若い人にははじめての光景だった。
 津波の風景は焼け野原によく似ている。そういうのを体験して色々と考えた。東北はある意味で日本のふるさと。そのふるさとがやられた。そこでふるさとをしのんでなにかを歌いたい。九州の歌、宮崎県の民謡で刈干切唄。収穫が終わると祝言になる。嫁取りなんていうと怒られるが、あぜみちにちょうちんがでてくる。そういう風景を頭に描きながら聞いていただきたい。
 楽器はないのでアカペラで。
 (鳥越俊太郎歌謡ショー。)
 つい気持ちよくなって歌ってしまった。報道と人権の話に戻る。最近感じたのは府知事選で一部週刊誌が橋本さんのことを書いた。お父さんの、その前の代のことまで取材して書いていた。
 ぼくはびっくりした。日本では人権のことを一生懸命にとりくんできたはずなのに現実には依然として後世になっても被差別部落は残っている。特に西日本では残っていると聴いている。
 政策として打ち出されているので表面的には出てこないが、一枚皮をめくれば差別は生き延びていて、そこにまさに表に出た。
 週刊誌はお父さんの前の代はある被差別部落民だと取材した。橋下(ハシシタ)さんはそこにはたくさんいる。お父さんはヤクザ。
 ある女性と結婚をして、ハシシタはやめてハシモトにしたと書いている。そういうプライベートを書いてしまう週刊誌の人権感覚はどうなっているのか。
 週刊誌に言わせればお父さんはヤクザだったが、なぜそうなったのかを踏み込んでいくと被差別部落に行き着くのだとなるだろう。
 そこに踏みこんでもいいものだろうか。それを許してしまう人権感覚。東京のものだと思う。大阪ではできない。
 しかし、橋下さんは見事しかイイようがない。ヤクザだから何が悪いと開き直って武器にした。応援しようという気持ちが高くなって表が伸びたのかもしれず、あれがなければ票差はもっと小さくなっていたかもしれない。
 大阪の東京に対する意識、対抗心、みなさんもそうだと思う。阪神と巨人がおもしろいのもそれが背景になっているかもしれない。
 ちょっとうがちすぎているのかもしれないが、考えさせられた。
 日本の人権感覚は進んでいるか。国連からは何度も人権制度の遅れを勧告されている。代用監獄というのがある。(代用監獄の説明)やっていない人がやっていないといい通すのは本当に稀だ。そして、有罪になる。日本の有罪率は97か8%だ。やっていないと言っても裁判官が認めない。冤罪の温床。制度を改めなさいと何度も言われているのに変わらない。何ら日本政府は処置していない。民主党になっても変わらない。本当にどじょうだと思う。ぬるぬるしていてつかみようがない。冤罪は制度で発生している。そこに報道が加わってくる。
 足利事件、村木アツコさんの事件のあった時、マスコミは何を書いていたか。
 通常、裁判では警察の調書は使えず、検察の調書が採用される。弁護士は調書の証拠の不採用と代わりに証人として供述した人を呼ぶように訴えた。証人は調書の供述をすべて覆した。最終的には証拠として一番肝心な部分が不採用になった。傍目に裁判での旗色の悪さが見えた。
 それでも、メディアはあくまでも村木さんを悪人として伝えた。裁判官としても無罪は勇気がいる。無罪を出すとその裁判官は出世しない。その中でも無罪になる。無罪になった直後に朝日新聞が大阪地裁主任検事の証拠改ざんをスクープした。その日のうちにその検事は逮捕された。上も逮捕された。史上まれな珍しい事件だ。
 私にも因縁がある。
 10年以上前、検察の裏金を取材していた。調査活動費として出費されていた資金のいくばくかが飲み食いや豪遊に使われていたのではないかと取材していた。その中で顔出し実名でインタビューを受けるという検事が出た。インタビューの約束の日にその検事は微罪で逮捕された。逮捕の指揮をとっていたのは今回、逮捕された上役だった。
 ここからもマスコミの諸刃の剣を見れる。人を踏みにじるかもしれないし、悪行を暴露するものかもしれない。
 太平洋戦争で何人死んだか、310万人くらいだとされている。兵隊が250万+民間人60万人。
ドイツはここまでいっていない。アメリカは兵隊が40万人死んでいるが、民間人ではほとんどいない。旧ソ連は一千万人死んでいるが、それを除くと日本は一番大きな被害を出している。
 マスコミは何をシたか。マスコミは煽った。国民は煽られた。
 しかし、一番怖いのは国民。
 北朝鮮が戦争をするのなら最後の最後のやぶれかぶれ。昔の日本もそうだった。その時マスコミのすることは煽ること。
 真実なんてわからない。
 これまでわかったこともない。
 私は私が癌になったことは真実だと言えるが、それ以外のことはとんとわからない。
 時間に追われ、不十分な取材でやっている。報道は欠陥商品だと思う。その中の人間はこれが真実だなんて思っちゃいない。近づこうとはしている。
 事実と真実は違う。
(ペットボトルを手にして)今ここに見えているのが事実だ。しかし、真実とはいえない。事実をいろいろな角度から見ていかないと真実はわからない。
 報道は事実、真実ではない。もっと色々と見ないと真実は見えてこない。中の人間はあまり考えていない。事実を出す。
 見せ方を変えて真実に近づきたい。これを頭から信じてはいけない。ちゃんと見て行かないと。常に疑え。
 そうしないとあっという間に太平洋戦争みたくなる。そういうことが起こりやすい。
 小泉改革。抵抗勢力とか言っていた。小泉劇場。マスコミもおもしろがって報じていた。小泉チルドレンという人たちがたくさんでてきた。小泉さんのあと、良くなっただろうか?
 民主党への政権交代もそう。変わったか?政権としては対米関係は変えていない。むしろ悪くなっている。首相は検討すると行っているが、このままアメリカのペースにひきずりこまれて国民皆保険が崩壊するのではないか。アメリカみたいな医療制度になっても良いのだろうか。
 載せられて投票したとしても、良いとは言えない。
 自民党が良かったかといえば、そうでもない。
 じゃあ、どうするのか。わからない。
 非常に難しい時代。官僚が色々やっているのが現実。
 私が言いたいのはマスコミは事実は伝えているけど、真実は伝えない。眉唾をつけてみて欲しい。


 質疑応答はなかった。

2011年7月31日日曜日

桃谷・鶴橋・玉造・京橋

 今日は相方と義母さんと桃谷の商店街とコリアンタウンに行ってきた。桃谷の商店街は安く、人通りもかなりあった。シャッタータウンではなかった。
 桃谷から歩いて10分もするとコリアンタウンがある。韓国料理屋と韓流グッズ屋がひしめいている。
 おいしい冷麺屋に行く。鶴橋冷麺でも盛岡冷麺でも無いオリジナルの冷麺と店の正面に書いてあった。誰か友人がこちらに来ることがあって大阪観光に行きたいと言ったなら、ここ良い。
あの辺りでは老舗の韓流グッズ屋に行く。昔はおばちゃんで溢れていたそうだが、我々が行ったときには閑古鳥が鳴いていた。たまたまかもしれない。今はそこかしこに韓流グッズ屋ができていて、競争は激しそうだ。
鶴橋まで歩いて行く。鶴橋に行くまでに何件かの韓流グッズ屋に行った。若いお姉さんたちがひしめいているところと、閑古鳥が鳴いているところの差が激しかった。素人目に見た感じの見た目は変わらないが、義母さんの玄人眼によれば品揃えが違うのだという。壮絶である。店内は関西弁でかしましかった。
鶴橋でキムチを買う。価格は桃谷よりもずっと高かった。歩いて十分かそこらだというのに、ざっと見で少なくとも3割4割違うのではないかと思った。鶴橋で義母さんと分かれ、相方と二人で京橋へと歩いて行く。
途中で立ち寄った玉造のブックオフでは半額セールがやっていて、以下の本を買う。
・倉橋由美子『パルタイ』
・村上春樹『蛍・納屋を焼く・その他の短編』
・平井充良編集『昭文故事ことわざ辞典』
・今井繁人『すぐに使える関西弁会話入門』
・別冊すてきな奥さん『すてきな奥さん厳選!THE BEST OF節約おかず』
・リングカラン『きれいな私をつくる、毎日の習慣』
 玉造温泉の横を通った。玉出スーパーに入った。遠近感が分からなくなる店内のレイアウトで、気持ち悪くなるが、異様に安かった。
 大阪城公園の中を通りぬけると、プリキュアか何かのコスプレをした親連れの女の子たちが行列を成していた。あれくらいの年代は何を着せてもかわいいのだろうけど、あれはちょっとやり過ぎかなーっと思った。

2011年7月25日月曜日

NHKのETV特集『鯨の町に生きる』を見た。

 NHKのETV特集『鯨の町に生きる』を見た。
 クジラ漁、イルカ漁で揺れる太地町を取材したドキュメンタリーだった。
 捕鯨に関する主張については新しく知る事実、意見は特に無く、シー・シェパード側の言い分もほとんど無かった。日本人と外国人のステレオタイプな対立の図式が色濃く出ていた。
 大地町の平均年収は200万円ほどで、クジラ漁師たちの平均月収は350万円ほど。
 先祖代々、クジラ漁で生計を建ててきた人が多く、苗字にもクジラ漁での役割分担の名残が色濃く残っている。
 31歳と32歳のクジラ漁に従事する兄弟が紹介されていた。爺さん、親父とクジラ漁をやっていて、それしか観ていなかったから自分も自然にそうなるものだと思っていたと話していた。
番組の中で死にゆくクジラの眼を見るのが耐えられずにクジラ漁師をやめた人の話が出てきたが、クジラ漁ではない漁師では年収は半分ほどになってしまい、また、クジラ漁に戻っていったという。
 そうした中で、クジラ漁師を親に持つ中学生の女の子の視点を一本の軸に、太地町での漁師さんの暮らしぶりやクジラ漁の様子、クジラとの関わり合いとその変化、シー・シェパードを筆頭とする外国人の妨害との付き合いなどを紹介していた。

 最近、岡田哲著『とんかつの誕生』(講談社選書メチエ、2000)とフレデリック・L・シムーンズ著『肉食タブーの世界史』(叢書ウニベルスタシス、2001)を読んでいる。
 前者では明治維新以後、洋食を如何にして日本人が受け入れ、また、忌み嫌っていた肉類を如何にして受け入れていったかを懇切丁寧に解説している。後者は豚肉、牛肉、馬肉、鶏肉鶏卵、ラクダ肉、犬肉、魚肉について世界各地のタブーを網羅して説明している。
 タブーとは食事だけでなく、性的なことも含めてのもので、食物ばかり集めても…とは思うが、こうした本を読んで有用なのは、人間は本来、机以外の四足ならなんでも食いかねない雑食性物なのに、何故か、喰うものを限定している。それはなぜかという考察も大事だが、喰うものを限定している、その範囲は文化によってまったく異なるという教訓がある。
 多くの人達が学校給食その他でクジラを食べてきた記憶がある世代がある一方で、物心が着いた頃にはクジラを食べなくなっていた人や、そもそも産まれた頃にはクジラが貴重品になって口に運んだ記憶のない人たちがこの日本でも多くなっている。クジラが食い物であるということがわからない人が日本国内でも多くなっている。外国人ならなおさらだろう。
 クジラを喰うのは野蛮である、クジラを殺すのは殺人者である、というような否定の仕方は、そうはなりたくないという一種の汚れを嫌う態度のようにも解釈できる。汚れとは他者が持つものである。そういうものに触れてしまった反応がどういうものになるのか…。タブーというのは昔のことではなくて、現在でもここでも生産され続けていることなのだと確認した。

2011年4月4日月曜日

ラベルが読めない

おばさんにもらったローションのラベルをGoogle翻訳で詠もうとした。

ドイツ語
empfindliche haut braucht besondere pflege.
ph5 lotion wurde von der eucerin haut-forschung speziell fu"r die Bedu"rfnisse empfindlicher Haut entwickelt. Auch zur ta"glichen Pflege Allergie gestresster Haut(Soforttyp, z.b.Heuschnupfen).
Klinsche Studien beweisen:Ausgezeichnete Wirksamkeit und Hautverta"glickeit
selbst bei erkrankter Haut.

Google翻訳
敏感肌の方には特別な注意が必要です。
pH5乃至Eucerinローションは、敏感肌の方のニーズに具体的に、皮膚の研究によって開発されました。また、ストレス皮膚アレルギー(即時型zbHeuschnupfen)の日常生活上の世話してください。
臨床試験は、優れた有効性とHautverta"glickeitを証明するために
も病皮膚インチ

…意味分かるのか、わからないのかはともかく。
…インチってなんだ?

2011年3月15日火曜日

地震特需恐るべし

 鶴川街道のガソリンスタンド、今日15時位にガス売り切れになってました。ガソリンスタンドがガス欠と言うのはなんと早と言う感じです。
 夜、駅前のスーパーに行ったら一軒は閉まってました。もう一軒の方は写真のような状況です。欲しいものは朝飯用の納豆と炭酸飲料だったんですが、どちらも手に入らず。
 手ぶらで帰ってきました。
 このところ、スーパーが普段では想像もつかないくらい人であふれています。
 地震景気、地震特需というのはまだまだ続きそうですね。
 昔日のオイルショックっと言うのは、こんな感じだったんでしょうか。













1枚目
いつもは豆腐や納豆が山積みにされている。見事に無い。

2枚目。
ラーメンやうどんや焼きそばが満載のコーナー。何も無い。

3枚目。
肉コーナー。

4枚目。
何故かあさりだけ残っている。

5枚目。6枚目。
干物も調味料もおかしもない。

7枚目以下
牛乳も、袋入りのキチンナゲットとかからあげとかソーセージも、ヨーグルトも、ベーコンも、パンもない。

2010年4月19日月曜日

甘酒

 甘酒が飲みたくなったので作った。
 お粥を炊いて、ふやかしたこうじを入れて、炊飯機の蓋を少し開けて保温していくだけ。
 ズボラな某夜気にはピッタリ。
 時間かかるけど、酒カスよりも火のこと気にしなくて済む分だけ簡単かも。
 ただ、明らかに作り過ぎで、一人で消費するのは案外大変かも。
 朝飯、これかな?

 4月19日追記
およそ、甘酒の作り方としては、二通りある。もっとあるかもしれないけど、某夜気は二つしか知らない。
 一つは、酒粕を溶いて砂糖やらしょうがをぶち込むやり方で、だいたい初詣あたりで出てくるのはこの類の甘酒ではないだろうか。これは某夜気も良くやった。鍋を焦がした焦した。
 もう一つのやりかたは、炊いた米に麹を入れてほったらかすやり方である。これはやったことがなかったので昨日やってみた。

 新酒ができるのは冬で、この時期に大量に出る酒粕の利用法として粕漬けや粕汁や甘酒という利用法が出てくるのは自然なことだと思う。冷蔵庫なんて無いわけだし。
 でも、甘酒と言うのは辞書によれば夏の季語である。夏には甘酒売りが江戸市中を行商してまわったのだとか。夏まで酒粕がもつわけがない。
 麹を使うやり方は、これはもう味噌とか醤油と同じように発酵食品と言うことになる。ヨーグルトと同じである。
 一定温度に保った粥に麹を混ぜてほったらかしているうちに、麹菌が出す酵素によって、でんぷんが分解して、グルコースが出てくる。料理とか調理とか言ったものは、消化の外部化とも言い換えられる。ご飯を炊くと言うことはその典型である。唾液がやっているような消化を既にやってくれている。

 少し温度が高すぎたかと気になっていたけど、どうやら、えらい甘いおかゆになった。世一行と言えば成功なのだろうけど、麹と言うのはカビであるらしい。カマンベールと言い、ゴルゴンゾーラと言い、カビはうまいのだろう。ペニシリンだってカビから見つかったわけだし。

 一応、レシピ。
米(本当はもち米がいいらしいけど、普通の米)1合でおかゆを炊く。
こうじをふやかす。
おかゆが60度前後まで覚めたらこうじをぶちこむ。
炊飯器のふたをちょっと開けて温度計入れて温度が高くなりすぎないようにしてほったらかす。
十時間くらいしたらうまくしたら出来上がってる。うまくしなかったら知らない。

2010年2月2日火曜日

雪がない

朝、鶴川駅前は雪が積もり足をとられるんじゃないかとも思った。
天下無敵最強無比むふふへはのマイシューズはびくりともしなかったけど。
アサダマオちゃんには負けるけど。
あんな刀はいて氷滑るなんてムリんちょです。
鶴川から電車に載って半時間ちょいで新宿につくわけですが、ビックリ!雪がない。昨日は確にちょっと層をつくった雪がないのですよ。普段と変わらない新宿があるのです。
雪というのはこの辺りでは非日常だけど、そんなものがなかったかのようになっている街と、そこに費やされたエネルギーを考えるとえらいことだと思うのですよ。
でも、今朝はいつも辺りに意味のない一人事をわめき散らしている浮浪オッサンがいなかったなあ。寒いから移動したのだろうか。よくわからないなあ。

雪景色

「黒い煙を吐き出しながら
 白い荒れ地を切り裂いて
 冬の機関車は走るのです
 君の街はもうすぐなのです

 雪の銀河をぼくはまっしぐら…」とたしかはっぴぃえんどは歌っているのです(「抱きしめたい」)。

 山登りに使う靴が威力を発揮しました。昨日はいた靴は冷水が染み込んで寒くてたまらなかったのですが今朝の靴はビクともしない。
 すばらしい。
 しかし、気分はロマンティックでもなんでもないのです。ドキドキするとかマンモスうれぴ〜とかウキウキとかそういうのとはまるで縁遠いのです。大風吹けば止まり、大雨ふれば優止まり、雪降ればもちろん止まる御殿場線と違って優秀な小田急線はいつもとまるで変わらないのです。
 冬の機関車は君の街に行くけど、これから某夜気が行くのはいったい誰の街なんでしょうか。

2010年2月1日月曜日

雪の降る

57577調に

見慣れない
雪見夜道に
足とられ
薄い靴底
しみる冷や水

救急車
西へ東へ
忙しく
今宵は幾度
走ることやら

遅れてる
雪になれない
皆の足
行きも帰りも
寿司詰め電車

2010年1月10日日曜日

眠れない

ねむくない
でもねむらねば
明日仕事
されどねむれぬ
正月明けよ

やっときたと
思ったらすぐに
終わりだよ
はやいものだの
正月休み

人よりも
少し遅めの
正月の
あとの休みは
いつになるのか

2010年1月3日日曜日

めでたいはなし 

 この三日くらいで、入籍したとかなんとかいろいろと聞くけど、今度は桃のロールケーキをつくるのがうまいらしいM氏の、とてもおいしいごはんをくれた奥様が妊娠したらしいと相方から聞いた。
 なんでも市販の検査キッドで反応が出たらしい。もう九割八分確定でね?今度病院で検査するらしいけど本当、ラッシュがきてるのかもしらない。

2010年1月2日土曜日

年賀状

なんだか写真入りの年賀状がきた。
誰のだろう。名前も知らないし…こんな顔知らないぞ…と思ったら名前のところに小さく旧姓ナニガシと書いてあった。
名前が変わってメガネかけてないと本当にわかんなくなるんだなあ。
四年くらい、たぶん毎週五回は顔合わせていたはずなのに。
だばだば。

元旦に入籍したカッポーもいたし、それ知らなかったから男の方は完全スルーした年賀状送っちゃったし。
そういうのこれから増えていくんだろうなあ。

2009年12月31日木曜日

大晦日

 かつて大晦日というのはどこかお祭りのようなものだった。
 寝子的なところも多分にあるのだけど、今では考えられないことではあるが、平常夜九時で寝てしまう(土曜は例外で夜十時まで起きていた…日立不思議発見は八年近く毎週ほとんど欠かさずに見ていたので)某夜気が大晦日だけはオールナイト起きていても文句は言われない、そういう非日常感があった。
 紅白歌合戦は見る気にならなかったが(歌は嫌いだった。抵抗を感じずに聞けるようになったのは最近のことである。学校でやるような合唱は今も大嫌い…)野球拳なんてやっていると、平和だなあと思いながら見たし、マイナーな外国映画がやっているのも見ていた。国営放送が廃業する造船工場や四万十川の淡々としたドキュメ
ンタリーを流していた。そういうのを見ながら大晦日を感じていた。
 今年はどこが当番なのか知らないが、何年かの割合で浅間神社の持ち回りがまわってくるのだけど、夜中の二時や三時に二本松の浅間神社に行くと初詣がやっていて、甘酒や汁粉がふるまわれる。どこが当番でも幼稚園くらいから知ってるオジはんオバはんが大抵いて甘酒をくれるものだから初詣の甘酒や汁粉がテキ屋さんによって
販売されるというのはむしろ、へ〜…と思ったりもした。甘酒や汁粉はこれ大好物だから、もう非日常である。
 上京してからはよく柿生の琴平神社に初詣に出掛けたが、夜中に神社をまわるというのは地元にいる時からやっていて近所の神社は大抵まわった。
 高校の時には三島大社に足を伸ばして帰路二人組に総額五十円だか百五十円だかを強奪された。財布も何年か使っているゴミくずだらけの巾着だったからやるだけ赤字。こっちもなけなしの銭ぶんどられたけど、たぶんガス代にもならなかっただろう。
 今は某夜気には暮れも正月もありはしないが、初詣どこ行こう。新宿の花園神社にでも行こうかな…お水の神さんらしいし。明日にでも行こうかな…ちなみに昨年は大阪の野崎観音でした。

2009年12月27日日曜日

ジャルゴン

 タイトル、怪獣の名前みたいでしょ?
 そうです。ジャルゴンとは怪獣なのです。
 ゴジラが東京から大阪、と順ぐりに日本列島主要都市で暴れまわったように、ジャルゴンは議論の場においてしばしば暴れまわるものなのです。
 時には南の島か北の氷の中で密かに暮らしているジャルゴンも一度都会に出てきたら大暴れすることも希ではないのです。
 なぜならジャルゴンは他の非専門用語との軋轢によって顕在するものなのですから。
 ゴジラ一匹でも大変なのにアンギラスが出てきて、キングコングまで繰り出してきたらもうどうにもならないのです。なんでか知らないけど、怪獣同士は相争うのです。
 防衛隊でもGフォースでも国連軍でも自衛隊でも戦略自衛隊でも何でもいいからジャルゴン退治に乗り出すところがあったとします。
 さて、怪獣映画を見てみましょうか。怪獣退治に乗り出した軍が怪獣退治に成功した事例ってそんなに多くないのではないでしょうか。むしろ怪獣を迎撃している軍隊の流れ弾その他によって被害が拡大していくという場面は怪獣を退治した場面よりも多いのではないでしょうか。
 仮にジャルゴン退治に誰かが乗り出したとしても、同じことが起こることも多分ありますよね。誰がゴモラとレッドキングの暴れるところに立ち入れるというのでしょうか。兵隊さん以外の誰が砲火行き交う戦場をウロチョロしたいというのでしょうか。鬼退治に行ったはずの桃太郎が鬼になって帰ってくるというのは最悪の事態な
のではないでしょうか。
 でも、ジャルゴンの立場からすると楽しいんですよね。存分に力を振るうことはとても楽しいことです。そして、ジャルゴンには誰もがいつでもどこでもなれるわけです。きっとジャルゴンの破壊力をうまく使えたら、あるいは世の中もう少しうまくいくかもしれないのですが、それはジャルゴンの性質的に難しいような気がするの
です。

2009年12月26日土曜日

年賀状

 だいたい書きました。二人合わせて今のところだいたい百枚。来年は増えるかもしれません。たぶん増えますね。今後毎年けっこうな出費になるかも。
 例外もあるけど、あらかた落書き入りです。スペースが字面だけでは埋まらないのです。某夜気の場合、最初の方に書いたのは割と気合い入れて書いているけど、後の方になるにつれ、簡略化していく傾向にありますね。
 それにしても、年賀状一枚一枚書いているとけっこう露骨に相手に対する好感度とかイメージとか出てきますね。ボールペンの滑りの違う。
 来年には住所変わっていたりするのは当たり前田のクラッカーにしても、旧姓に馴染んでいると、宛て先見てもわかんないですね。あと、カップルには連名で送っているけど、経費節減というだけではないですからね。

2009年12月24日木曜日

イトコのこと

 バー様とカーちゃんとシーからイトコが来日するということを聞いた。
 たぶん受取り手の某夜気の方の問題でもあるけど、みんな微妙にニュアンスが違うように感じた。
 まあ、よくわからんけどイトコはシーと三月末まで住むらしい。
 近くだなあ。

2009年12月22日火曜日

グーグルブロガーとFC2ブログの相性が悪い

 グーグルブロガーからFC2ブログにリンクをはってそこからとんでみると向こうのソースコードが表示されるみたい。
 ハテナダイアリーへだと割りとうまくいくから、たぶん会社同士の仲が悪いのかもしらない。
 グーグルもFC2もアメリカの会社だから張り合っているんだろうか。