2011年4月9日土曜日

大阪では選挙運動をしていた

 記事だけを見て、悪く言えば渡辺さんや東国原さんや小池さんは大衆迎合だと思う。
 思うけど、そろそろ石原さんには引退していただきたい。
 退き際を間違えないことがかっこいい男のあり方だと思う。
 ダンディズムがあるのなら、その辺りはご自身で判断されることかもしれない。
 しかし、今、78歳で、仮にまた都知事になったら次は何歳なんだろう。任期途中でお亡くなりになる可能性は低くない。政治家として死にたいのだろうか。人のことを心配し過ぎだろうか。
 まだ都民八年目位だけど、文学者としてではなく、都知事としての石原さんの何がいいのか、都民は何をそんなに石原さんを支持するのかさっぱり理解出来ない。
 それならまだ聞く耳持っていそうな他の候補に入れようと思うもんだ。われわれがわれわれの代表に求めるものはなんだろうか。それはたぶん清廉潔白なだけの聖人君子風味ではなく、我を張るだけの意固地でもない。われわれを代弁してくれそうな人を普通は代表だというんだと思う。
 今年は東京都の期日前投票が前回の1.6倍になったのだそうな。
 みんな東京から逃げ出しているんだろうか。某夜気も大阪に来る前に投票してきましたよ。
 もしかしたら某夜気にとっては最後の都知事選になるかもわかりません。

 石原さんは中国や北朝鮮に対抗して日本も核軍備するべきだとおっしゃったみたいです。よくわからない議論です。わからん奴は馬鹿だと言われるかもしれませんけど、バカにもわかるように言ってもらいたいです。大衆迎合、衆愚政治と馬鹿にする前に、バカにわかるように言うことは大事だと思います。それでもわからないなら仕方がないですけど、そういうこと、やっているんでしょうか。ワタスには理解できません。
 ラオスやタイあたりと戦争をするなら核軍備はわかりますけど、中国と北朝鮮相手にわざわざ核軍備する必要はなくないですか?中国にも北朝鮮にも原発があるじゃないですか。そこにミサイル叩き込めばいいじゃないですか。
 核軍備論者が敵国の原発を確実に叩き潰せるミサイルをつくろうっていうのなら、わかります。町一個吹っ飛ばすよりも、その地域全体を住めなくしちゃう方が痛いです。相手の痛いことをするのが作戦です。
 某夜気がテロリストならテレビ見て原発狙おうって思うと思います。某夜気が将軍様なら、もし日本と戦争することが不可避になるなら原発にテポドン撃とうと思うと思います。地震国日本の原発が震度10の地震に耐えられ、20Mの津波に襲われても大丈夫だったとしても、ミサイルが叩き込まれることはきっと想定外だと思うのです。
 北朝鮮がミサイルを撃とうとしていた時、迎撃部隊が出張って東京の防衛についたと思いますが、原発あたりには配備されたんでしょうか。
 ピンポイント爆撃、精密攻撃ってクリーンな戦争には欠かせない言葉です。それは専守防衛にも必要な技術です。たぶん。北朝鮮がミサイルを撃ったらすぐに原発に日本のミサイルが飛んでいくんだぞーっていうのは核抑止力になるんじゃないでしょうか。実験しないと使えるのか使えないのかわからない、ただ持っているだけではなんの脅しにもならない核兵器よりかはよほど役に立ちそうです。素人考えだけど。
 そして、それはたぶん精密誘導技術は宇宙開発には必要な技術でしょう。宇宙立国日本の礎にもなります。
 だから、核武装しようっていう人よりも、ミサイルをつくろうって言う人の方がこわいなーって思うけど、賛成できると思うのです。

 核ミサイルが雨あられと降り注ぎ、日本全土が焦土と化しても原発だけは無事に稼動しているくらいまでに原発を要塞化できるのなら良いんだと思いますが、それはきっと無理な相談ですよね。
 安全な運営に務めることは、どんくらい妥当な相談なのか、ということも含めて今後、議論になると思います。
 その時、やっぱり、代表の人には、全部は無理だけど、ちょっとくらいは自分の意見を代弁してくれそうな人を選ぶのです。
 その時には、数年後には死んでもおかしくない人よりも、すくなくともあと二十年くらいは生きそうな人を選びたいのです。
 本当の意味で、責任なんてとれるわけないのですから。死人にはクチがないのです。
 せめて、生きて目で二十年後を見られそうな人を代表者に選びましょうと思うのです。


都知事候補 原発へのスタンス
毎日新聞
 福島第1原発事故が、都民の生活にも影響を及ぼす中で行われている東京都知事選は、10日の投開票日に向けた各陣営の懸命の訴えが続いている。計画停電の実施や水道水の摂取制限などは生活に密接にかかわるだけに、大電力消費地・東京のトップを目指す主要候補の原発へのスタンスも注目される。【東京都知事選取材班】

 主要候補のうちいずれも新人のワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)、前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)、共産党前参院議員の小池晃氏(50)=共産推薦=は、原発の見直しや自然エネルギーへの転換を訴える。

 「原発には反対だが、争点にはならない」と話していた渡辺氏。関心の高まりを感じ、終盤戦から「原発推進には違和感を感じる」と自然エネルギーへの転換を訴えるようになった。「今街を見て少々暗くてもそんなに困らない。子どもたちに負担をかけてまで便利で豊かな生活をする必要があるのか」と問いかけている。

 東国原氏は選挙ビラのマニフェストの冒頭に「原子力からグリーンエネルギーへ」と、原発の縮小・見直しを掲げている。五輪誘致のための都の基金約4000億円を太陽光発電の普及などに充てるという。「立ち止まって考えるべきだ。自然エネルギーにシフトする機会だ」と訴えている。

 小池氏は、「原発の安全神話と決別して、安全最優先で見直そう」と、新たな原発建設計画の撤回などを訴える。「都は東京電力の大株主。都のエネルギー政策にかかわる問題」と重視。さらに「都民の最大の関心事に触れないのは、極めて無責任だ」と徹底した論争を望んでいる。

 現職の石原慎太郎氏(78)のスタンスは異なる。1日の記者会見で、「(今回の事故で)原子力が全面否定されることは、国にとって好ましくない」と語り、資源の乏しい日本には必要との立場を貫く。「フランスのように電力をほとんど原子炉に頼って見事に運営している国もある。技術が劣っているなら取り戻し、安全な運営に努めたらよろしい」とも話した。

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