2011年12月25日日曜日

自分の脳みその輪切りをみたこと

12月23日
 考えてみれば祖父の誕生日。松富さんで鯉の丸揚げのことが思い出される。あんの味が好きになれなかった。
 歩いて三分かからないところにあるのに、松富に外食した記憶はあまりない。

 17時頃、倒れた。
 台所に向かおうとしたところ意識が無くなり、眠りから覚めるような心持ちで気がついたら相方に呼ばれていた。
 相方曰く、棒のようにバターンっと倒れて一分ほど応答なしだったという。倒れた際、頭を打っていた。コケることはよくあるが、頭を打つことはまずない。
 こちらは台所に行こうとしてから倒れていたところまでの記憶は完全にない。意識がなくなるとはこういうことか。
 腕の利き、ろれつ(もともと悪いけど)、頭痛、吐き気その他は異常なしだけど、まあ、万が一を考えて歩いて五分の病院に行く。
 隣国姓名の若い先生がカルテをパソコンに打ち込んでいて、その文字が日本語なのが見えた。言葉の違和感でわかるもんだなぁ。子供の頃に近所の医院で観ていた分厚い洋書やのたくったようなドイツ語は見られなかった。残念。
 CT(初体験!)とレントゲンと血液検査と心電図(たぶん初体験)を受けた。
目をつぶっていると想像力が掻き立てられる。ガタガタ動く寝台に載せられて、グオオオオーとうなる機械をくぐらされた。見えざる何物かが脳みその中をかけめぐっているわけで、ちかちか何かがまたたいて見えるかと思ったら、何事もなかった。残念。
レントゲンは変わらず。今年はこれで二回目か?
血液検査ではもう見るからにこの人はうまいぞって看護婦さんが手際鮮やかにやってのけた。見ると、わかりますね。なんだかわかんないけど、上手い人はうまいって見ただけでわかります。あの差、なんなのだろう。
心電図は寝台に載せられてすぐに終わった。

 CTの画像を観る。自分の脳味噌の輪切り画像なんてはじめて観る。脳みそ、詰まってましたよ。きっとろくでもない妄想と無駄な記憶が詰まっているんでしょう。
 レントゲンはいつ見ても、スッカスカ。俺、細いんだなぁ。
 心電図は異常なし。
 まあ、心配なら循環器系のところいって不整脈調べてみたらと言われる。

 根津の先生が電話を下さる。
 タケムラさんも同じようなことになったらしい。タケムラさんと同じかー。やだなー。体が調おうとしているから4日間、風呂に入るなと言われる。そんなわけでクリスマスは風呂にも入らずに過ごすのであります。

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